今日は、"科学の歴史"の授業をオンラインで受けさせてもらいました。

高校も大学も音楽科だった私は、数学、物理や化学などの基礎がゼロなので、常にこの分野には苦手意識があります。おまけにイタリア語で勉強することは、専門用語も多くさらに困難です。

私のバッググラウンドに気を使ってか、先生が、ガリレオ・ガリレイは、リュートを弾いていたこと、お父さんは、音楽理論家、リュート奏者だったことを話してくれました。

音楽の根本には、数学や物理があるのに、日本の音楽教育には殆ど登場しないのは、残念だなと思います。

ピタゴラス音階のピタゴラスも数学者だし、ルネッサンス、バロック期は特に科学と音楽が密接に関係していて、その後の音楽の元になっているので、若い頃にもう少し科学のお勉強をしておいたら、もっと楽しかったのにと思います。

音楽=芸術=文系、みたいな道筋に疑問を感じます。音楽も科学なので、科学が大幅に改革された時代、中世の人たちの考え方なども学べると、視野が広がって楽しいだろうなと思います。

以前に科学器具の修復の授業で聞いたのですが、中世の人々は、音楽は宇宙から降ってくる振動だと思っていたらしいです。その当時の天文学などとも密接に関係があり、面白いです。

日本でも、丸暗記中心の音楽史や音楽理論減らして、その背景にある科学や文化の歴史も取り入れたら、面白いだろうなと感じました。

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今年は2回も野生のウサギさん🐰を見ました。もうすぐイースター、春を感じます。